メランコフ6号配布開始

メランコフ、通常号としては10ヶ月ぶりとなる最新号、6号が18日より配布開始!



特集「zine zine GRAPHZINE!」
◯イザベル×トラベル フランス−日本 旅するグラフィズム
 寄稿:中山亜弓タコシェ店主)
◯イザベル・ボワノ インタビュー
イザベル・ボワノ再来日!ということで前回、原宿VACANTでの展覧会の際におこなった貴重なインタビューを再編集して掲載。第1部ではイザベルさん本人について、その作品についていろいろ聞いています。第2部では、彼女の参加するグラフィック・ジン「フレデリック・マガジンFr〓d〓ric Magazine」や、フランスでのジンの状況について語ってもらっています!
◯ファンジン&グラフジン 〜いくつかの基礎知識〜
 寄稿:クラーク・ゲーブル
◯ジャック・ノエル インタビュー
ジャック・ノエルは突出した本屋店主だ。彼の「アン・ルギャール・モデルヌUn regard moderne」は他に例のない本屋だし、そこに関わる人々との関係も同様だ。彼は芸術における、いまだ書かれざる歴史の証人なのだ。そう、つまりジャック・ノエルは国宝級の人物なのだ!
◯エンドリク・エグレイ インタビュー
エンドリク・エグレイは線を描き、旅をして、立ったままピアノを弾いて、名もない写真のコラージュを作り、フライヤーを作り、コズミックな音楽のアルバムジャケットを作り、筆で絵を描き、展示をおこない、ノイズやトガった実験的ロックやテクノイドな音楽のレーベルを経営し、そしてジョナス・ドゥラボルドと一緒に「ナジ・ナイフNazi Knife」(「FANZINE」のちょっとしたアナグラム?)と「ファルス・フラッグFalse Flag」という国際的な集団的グラフジン(アメリカ、イタリア、イギリス、フィンランド、日本……)を創設した。エンドリク・エグレイのスキャンダラスな精神は、その乱雑な見せかけの下に、まばゆい光に彩られた宝物を隠しているのだ。
◯グラフジンをめぐってのアンケート
ShoboShobo(from France)、ICHINORI(from France)、mograg magazine(from Japan)、ループチャンネル(from Japan)
◯自分で作れるミニ・グラフジン 「ミニ・グラフィコフ」
このたびメランコフ2周年記念として発売されるグラフジン「グラフィコフ」姉妹編、自分で作れる豆本版!
〈参加アーティスト〉イザベル・ボワノ、エンドリク・エグレイ、五木田智央、中原昌也、川口育、鈴木裕之、Alfred Beach Sandal(順不同)〉

表紙イラスト:にせんねんもんだい

〈SCRAPS〉

◯メランコフ連載セット(6)
メランコフ連載がセットになりました! 本誌とあわせてDLくださいませ。
JOJO広重(非常階段)「Compose Ourselves」第六回「ノイズ大学メランコフ分校」
・oono yuuki「完全ハウリング地帯」第六回「アルバムの出し方」
鈴木裕之イラストレーター)「ARRMAGEDON道中記」第二回
・石井モタコ(オシリペンペンズ)「びゅうてぃふるでい」第六回
◯見汐麻衣対談企画第一回 王舟×夏目知幸(シャムキャッツ)×見汐麻衣
「インタビューより、いま、人と話がしたい」という見汐麻衣がメランコフ誌上で行う連続対談企画がスタート!記念すべき第一回のお相手は王舟とシャムキャッツの夏目知幸。ともに詞を書き、曲をつくり、歌い続けてきた3人の話は「はじめての記憶」から「曲のつくりかた」、そして「育ってきた環境」と、バックグラウンドから生まれ出る音楽へとつながる2万字超のロング鼎談となりました。「その人」と「その人の音楽」は関係を持つのか? 九州、東京湾岸、上海と生まれも育ちもまったく違う3人が歯に衣着せぬ物言いで語り散らした言葉は、音楽と人間をつなぐ補助線となる!
◯ライナーノーツ vol.2/okadada「A.Y.B force“Lost Breaks”」
大変お待たせしました!一年ぶりに連載「ライナーノーツ」が復活!「もしも、俺流に一枚のアルバムについて語らせてくれたら…」というコンセプトのもと書き手が いま伝えたい渾身の一枚を選び、熱く深く語ります。連載第二回目には、今最も注目を集める若手DJ/トラックメーカーの一人okadadaが登場。氏の活動に大きな影響を与えたという京都の不特定多数インストヒップホップ集団A.Y.B forceの一枚、『Lost Breaks』をピックアップ。okadadaのルーツに迫る、渾身の一文。お楽しみに。
(ライナーノーツinfo:http://d.hatena.ne.jp/panparth/


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