SCRAPS追加、『StoryWriter』のこと

ZARADA、SPOTTED701、nobodyに継いで、
音楽ファンジン「StoryWriter」より出向特別記事、
『たまの映画』特集いただきました!



自称オルタナティヴ・パンク・マガジン『StoryWriter』による、「たまの映画」特集です。今泉力哉監督へのインタビューと、作品の論評で10ページ。本誌に劣らぬボリュームと内容でお送りいたします。“たま”を大好きな方も、知らない方も是非!(多少ネタバレ的な内容がありますので、映画を観る前の方はご確認の上ダウンロードください)
『たまの映画』は12月25日よりテアトル新宿にて公開!(全国順次公開)


僕はまだ映画未見なので、あまりなにも言いませんが、、、どうぞよろしく!


「StoryWriter」http://storywriter-w.jugem.jp/というのは、西澤裕郎さんが中心となって作っている、インタビュー・論考で構成される硬派な音楽系のジンなのですが、前々からとても気になって読ませていただいておりました。というのも! とりあげるアーティストや特集なんかが、よくfarewell/メランコフとかぶる! やけのはらさんや、neco眠る、埋火ほか、farewellで〈ライブ〉という特集も作ったときも(まぁこれはStoryWriterがずっとあつかっているテーマなんだけど)同時期に近しいことをとりあげていたし、メランコフ2号から3号への大阪からの動きというのも、その「流れ方」を含めて非常にこう、似ている(と感じる)わけですよ。こんなに「あ、似てんじゃね?」って思う媒体は他になくてですね、「テーマが似ているなァ・・・おかしぃなァ、妙に変だなァ、怖いなァ・・・」って、稲川淳二みたいに思いながらその活動を密かに注視してきたわけですよ。そこから記事をいただけたから、まぁ嬉しいってことですよ。



StoryWriter最新号の5号は、第一特集が「ローカルと音楽」。埋火、OORUTAICHI枡本航太さんへのインタビューを中心に構成されております。
第二特集は「これからの音楽のあり方」。早川俊介×カシマエスヒロ、こんがりおんがくインタビューほか、マカロニレコードヨコチンレーベル、富山脱ロック、龍宮ナイト、十代暴動社、東京BOREDOM,NOBIROCKと打つだけでも一苦労なほどたくさんの全国各地、興味深い動きをとりあげております。
もうひとことで言ってあれですね、実直です。
簡単に言うと、大変ですよこんなの! 愛情、、、だけでできるものではないです。
埋火のインタビュー(インタビューと言ってもStoryWriterでは多くが西澤さんの手によって事実や遍歴などと突き合わされ構成された論考=ストーリーのようになっている)は、いままでにある埋火インタビューのなかで文句なく最高のものだと思うので、ぜひご一読を。埋火の過去からさかのぼって非常にわかりやすく、示唆に富む内容となっています。これを読んだ人から見汐さんにメールが何通か来たというから、その素晴らしさは推して知るべし。メランコフ3号の見汐さんのインタビューは、見汐さん個人と「現在」にどちらかというと焦点を合わせているので、合わせて読むと非常に理解か深まるかと思います。
圧巻は第二特集ですよ。見事なキュレーション。これは、、読んでください。あんまり、変な本屋とか良心的なレコード屋とかにしか売ってないと思うので、Amazon.co.jpで買ってください。全部買っても二千円でお釣りがくるゼ! 安し! 読んだら、「ZINEなのに(すごい)」とか「少ない人数で(すごい)」とかいう枕詞なしの感想を編集部のほうへ送っていただければと思います。そういう小さなコミュニケーションから、そう宇宙が生まれました。
最近初めてお会いした西澤さんはナイスガイでした。ストーリーライタ〜


そういえば、渋谷キャットストリート入口にフリーペーパー専門店その名も「Only Free Paper」が10日オープン。行ってきました。farewell/メランコフも置いてあります。店といっても売ってませんALL TAKE FREEです。こちらについてはまた後日。
そして鈴木裕之画伯個展@東京は明日(今日)まで! これはホントみんな笑顔になれます。こちらもぜひ。
スパシーバ


yamazaki